科学研究費助成事業 学術変革領域研究(B)2022-2024

活動報告

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日本生理学会第100回記念大会にてシンポジウムを共催しました。

3月15日(9:00~11:00)、日本生理学会第100回記念大会にて、シンポジウム「ビックデータ時代の脳神経生理学~自己と他者をつなぐ超複雑系情動回路を解き明かす~」を共催しました(当領域の揚妻がchair、笠井がco-chairを務め、揚妻、則武、笠井が発表しました)。 日本生理学会第100回記念大会は、生理学の100年を振り返るとともに、今後の100年について議論することをメインテーマとして開催されました。この機会を生かし、当領域の揚妻・笠井を議長として、気鋭の演者を募り、従来の技術では困難であった「社会的情動の基盤となる超複雑系情報処理機構の解明」に向けた最新の研究を紹介するシンポジウムを開催することに致しました。データ駆動型・計算論的アプローチを基軸に、全脳レベルの次世代型解剖学的手法、神経活動の大規模計測・操作技術など、多様な新技術で得られるビックデータの解析によりその本質に迫る意欲的な融合研究の数々を紹介しました。脳神経生理学の次の100年へ向けた火付け役としての貢献を目指しましたが、同時に本領域が目指す社会性情動の本質について皆様と一緒に考える重要な機会となりました。

オーガナイザー:揚妻 正和(生理学研究所) 笠井 淳司(大阪大学 大学院薬学研究科)

講演者
揚妻 正和(生理学研究所)
「はじめに:データ駆動型解析による脳情報処理動態の可視化~脳と心をつなぐ神経生理学の次の100年へ~」
黄 子彦(東京大学定量生命科学研究所、東京大学大学院医学系研究科)
「内側前頭前野における、観察恐怖課題での自己と他者の状態の表象」
則武 厚(生理学研究所・認知行動発達機構研究部門)
「社会的報酬処理における皮質―皮質下間の部分空間相互作用」
笠井 淳司(大阪大学 大学院薬学研究科)
「全脳活動マップから紐解く脳機能」
宮道 和成(理化学研究所生命機能科学研究センター)
「母性行動学習を促進する前頭皮質-報酬系ネットワークの構造と機能」

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